美味しさへのこだわり・素材編
こだわりその1
素材は生の完熟サンプルーンだけ
沢屋のプルーンジャムの材料は、小諸市の柳沢さんの畑のプルーンを主に使っています。小諸市の東側、浅間山を臨む地に柳沢さんのプルーン畑はあります。佐久地方は日本一のプルーン生産地で、柳沢さんの畑は、その中でも先駆け的な存在です。軽井沢に近い小諸市では、軽井沢に滞在する別荘族や外国人宣教師向けに50年以上前からプルーン栽培が行われていました。沢屋とは古い付き合いのある、信頼できる栽培農家さんです。
プルーン畑はきれいに手入れされていて、柳沢さんが丁寧に畑作りをしていることが分かります。木の根本にはわらが敷き詰められ、木の一本一本に気を配って大事に作られた自信のプルーンです。
こだわりその2
果物の一番美味しい時期を見極めて収穫、元青果店ならではの目利き力
収穫時期が近づくと、柳沢さんからプルーンが送られてきます。時には実際に畑へ行き、柳沢さんとプルーンの状態をこまめにチェック。創業時は青果店である沢屋の目利き力でプルーンの状態を見極めます。果皮に張りがあり、色は濃い紫色になり、果肉が飴色になってきたら収穫のサイン。人の手で丁寧に収穫します。沢屋で使うジャムの素材はすべて、美味しい状態の果物にこだわっています。
収穫されたプルーンは、そのまま車で30分の距離にある軽井沢の沢屋ファクトリーへ直送されます。
美味しさへのこだわり・ジャム作り編
こだわりその3
収穫後はとにかくすぐジャムに
小諸の畑から朝のうちに送られたプルーンはすぐさま製造工程に移されます。生食用の材料しか使わない沢屋では、ここからジャムになるまでノンストップ。プルーンの鮮度を保つためにはスピード勝負です。洗浄、選別、カットされたプルーンはそのまま釜へ直行します。早朝に取れたプルーンが午前中には釜で煮込まれています。これは産地や生産者と近い沢屋だからこそなせるスピード技。ちなみに沢屋には冷凍庫はなく、すべて生の原料からジャムを作っています。
こだわりその4
ただ煮込むだけではないジャム屋ならではの技術
沢屋が理想とするジャムは、果物そのままの風味を瓶にギュッと閉じ込めたジャム。ただ果物と砂糖を煮込めばいいというものではありません。
プルーンジャムの場合、生の果実を食べた時、皮の酸味と実のとろりとした濃厚な甘さが口腔でとろける風味を再現したい。そのために、張りのある皮の部分と柔らかい実の部分を一緒に煮込んだ時にちょうどよく一体となる雑妙な大きさでカット。煮込む際は丹念にアクを取りながら釜につきっきりで数十分煮詰めていきます。
出来上がり近くなると、糖度計を使って糖度を確認。最後は人間の目と舌で、とろみと味のバランスをチェックします。出来上がったジャムはすぐに充填機に入れられ瓶詰めされます。プルーンが収穫されてからジャムになるまで休む暇なく作業が続きます。
こだわりその5
砂糖ももちろん国産原料
徹底的に国産原料にこだわる沢屋では、使う砂糖ももちろん国産原料。北海道の砂糖大根(てんさい)からできるグラニュー糖を使っています。てんさい糖は味にクセがなく、優しい風味で果物の風味を引き立ててくれます。
すべてにこだわって作ったプルーンジャムは沢屋のこだわりが伝わる上出来な仕上がりです。
プルーンジャムをさらに美味しく
プルーンジャムの楽しみ方あれこれ
ジャムは瓶の中でも食感が変化するってご存知でしたか?年月がたつと、果物と砂糖がより馴染んで複雑でねっとりした旨みが出てきます。作り立てジャムの果物そのままのフレッシュさを味わうもよし。しばらく置いてこなれた味のジャムもまたよし。様々な楽しみ方ができます。
作り立てジャムはプレーンヨーグルトやよく焼いたトーストにたっぷりのせると抜群の美味しさ。果実感が口の中で広がります。味が馴染んできたジャムは紅茶やパウンドケーキに添えるとよく合います。また、カッテージチーズと一緒にクラッカーにのせればワインのおつまみにも。味の違いを食べ比べても面白いかもしれません。
こだわりのジャムを毎日の食卓に
ジャム作りは工程がシンプルなので材料の良し悪し、各工程での仕事のていねいさがそのままジャムの味に反映されます。当たり前のことをひとつひとつていねいに作った沢屋こだわりのプルーンジャム。毎日の食卓を美味しく彩ってくれます。軽井沢から、自然の恵みをたっぷり受けた手作りの味をお届けします。ぜひお試しください。
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